とりあえずYoutubeの利用規約を覗いてみた | スクレイピングに興味あり

スクレイピングという技術がある。それは、あるWebサイトの情報を取得して、ある目的のために活用するような技術のことをいう。このスクレイピングだが、あるWebサイトの情報を取得しているのだから、それはある場合無許可でおこなっていることになる。最近、スクレイピングに興味をもった私は、Youtubeでスクレイピングをおこなう場合、何か問題があるのだろうかと思った。そこで、とりあえずYoutubeの利用規約を覗いてみた。

Youtubeのコンテンツをスクレイピングしてもいいのか

Youtubeの利用規約には以下のような文がある。

お客様は、人間が、標準的なオンライン・ウェブ・ブラウザを使用して、一定の時間内に合理的に生成しうるリクエスト・メッセージよりも多くのリクエスト・メッセージを同程度の時間内にYouTubeサーバに送信するような方法で、本サービスにアクセスする自動システム(「ロボット」、「スパイダー」又は「オフラインリーダー」を含みますが、これらに限られません。)を使用又は起動しないことに合意します。
引用:Youtube 利用規約 4-H

多くのリクエストを送るスクレイピングは禁止

この文面からわかることは、基本的に多くのリクエストをYoutubeに送ることは禁止されてる。そして、自動システムによって多くのリクエストをYoutubeに送ることは禁止されているようだ。考えられる穴として、人間がリクエストするかのような形でスクレイピングをすれば問題なしかもしれない。この利用規約から伺えるYoutube側の主張としては、人間がする標準的なものを超えるリクエストをやめてほしいということだろう。

唯一の目的に沿うならスクレイピング可能

上記引用の続きには次のようにも書かれている。

以上にかかわらず、YouTubeは、公開の検索エンジンの運営者に対して、一般に利用可能な検索用インデックスを作成することを唯一の目的として、本サービスに含まれる内容を複製するためにスパイダーを使用することを許可します(ただし、そのような内容のキャッシュ又はアーカイブを作成することを除きます)。
引用:Youtube 利用規約 4-H

このYoutubeの規約に従えば、公開の検索エンジンの運営者は、検索用インデックスを作成できるようだ。公開の検索エンジンといえば、有名どころではGoogleをはじめ、Bing、MSN、Yahooなどが相当するだろう。確かにそれらのWebサービスでは、動画検索からYoutubeの動画がヒットする。検索結果が異なることがあるので、それぞれの検索エンジンの開発者が独自のスクレイピング技術で情報を得ているのかもしれない。

さて、”公開の検索エンジン”というくくりがどこまで含まれるのだろうか。あるYoutubeカテゴリーに関するランキングサイトが数多く存在する。それらは、”公開の検索エンジン”といえるだろうか。私はグレーゾーンのような気がする。Googleに直接この点を明らかにしていただきたいという気持ちもあるが、それを明らかにすると、ある場合に困ってしまう人が多すぎる。

ダウンロード禁止

スクレイピングに関連して次のような記述もある。

お客様は、「ダウンロード」または同様のリンクが本コンテンツについて本サービス上でYouTubeにより表示されている場合を除き、いかなる本コンテンツもダウンロードしてはなりません。お客様は、YouTubeまたは関連する本コンテンツのライセンサーからの事前の書面による同意なく、コピー、複製、送信可能化、出版、翻案、配布、放送、表示、販売、ライセンス付与又はその他一切の他の目的のために利用されてはなりません。
引用:Youtube 利用規約 5-B

Youtubeは、利用規約でYoutubeにあるコンテンツをダウンロードしてはならないことを明確にしてる。また、同意なくそこにYoutubeのコンテンツを転用することも禁じている。

まとめ

Youtubeの利用規約を読んでみて思ったことは、使い方によっては、スクレイピングは著作権など相手の権利を侵害するかしないかのギリギリの線を歩く技術であることがわかった。スクレイピングをする際には、細心の注意を払う必要がある。

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